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亡くなった愛犬との日々を書き啜っていきたいと思ってます( ´ ▽ ` )ノ

火葬までの間。

火葬までの間。

冷たくなった体が嘘のように思えて、寝ているように見えて、また起きて、ごはんを強請るように見えました。

ちっぷは、最後の最期まで、よたよたと歩きながらペットシーツに向かって自分で排泄し、自分で食器へ向かい歩こうとしていました。

犬の本能でもありますが、元は5kg以上あった子が、亡くなる直前は2kg弱ほどになっていて、覚束ない足取りで歩いていた印象が強いです。

いつもの場所に寝かせて、いつものブランケットを掛けて、本当に寝ているみたいで。まだ、その時は体温があって。

少しずつ冷たくなっていって、体も硬直していって、

それでも頭を撫でるとちっぷの感触があって、死んでるなんて思いたくありませんでした。一日日を置いて火葬することになりました。

火葬当日は、雲一つない晴天で、久し振りの、最後の車でのお出掛けに向かいました。

以前働いていた職場の先輩に教えてもらった霊園です。いい場所でした。

都会から離れた場所で。何だかちっぷが散策したがりそうなところでした。

まだ埋葬出来そうにもないので、…直ぐにしてあげたいのですが、出来ませんでした。

空に溶けていって、亡くなったワンコ達が集まる虹の橋にいると思うと、少しだけホッとした自分もいました。

本当、幻想的なのですが、そういうところに行ったと思うと(^^)

大袈裟ですが、私にとって自慢で、これからもずっと大切な子です。