四日目。
私の人生の半分以上ともにしてきました。
体調が悪くなってからは、頻繁に洗うことも辞めて、ナチュラル成分の犬用ボディスプレーで保湿や洗浄をしていたので、部屋のにおいはフローラルとはかけ離れていました。
芳香剤や柔軟剤は、人間目線のものなので、あまり使いたいとも思わなく、
母との間では、ちっぷ臭と呼んでいました…(^o^)
亡くなって四日目。部屋からちっぷのにおいが薄れていくのを感じます。
徐々に、少しずつ痕跡が淡くなるのはしようのないことだけれど、
それが、本当に、本当に寂しくて、ただただ寂しいです。
朝も、昼も、夜も静かで。
寒いところに住んでいるので、石油ヒーターは消せませんでした。
三時間置きに延長のメロディが鳴り、ボタンを押さないと消えてしまいます。
なので、三時間おきに起きていた習慣もしなくていいのに、
できないことが寂しい。
炬燵が大好きな子で、入るのをやめさせたい時も、くたっとなって炬燵に入って、
獣医師さんに相談したところ「ちっぷちゃんの拘りですね…」と言われ
今も炬燵を覗いてしまうんですよね、足がぶつからないか、
気になってしまうのです、。
些細な日常にちっぷの痕跡が至る所にあります。
それが嬉しい反面、やっぱり、寂しいですね。
ここ一年は目に見えるほどの衰弱が加速していきましたが、
15歳ぐらいまでは、私を噛もうとしていました(つД`)
ワンコの性質は、犬種や、環境、躾によって異なってきますが、昔から呼んでも遠くから見てくるような子で、
そういう部分も大好きですね。
私は本当にいい飼い主ではありませんでした。
けれど、私にとってはちっぷは一生涯一番かわいい子です。
医療費や生活費を稼ぐことでしか支えられなかったけれど、
ちっぷは私のことをほんの少しでも好いてくれていたら、好いてくれてたんじゃないかと、期待してしまいます。
この自己満足を埋めるのに必死だったのかな、と振り返っては考えさせられます。
ちっぷは、私に宿題を残していきました。
これから、その答え探しを始めようと思います。
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